短期の海外旅行でも保険の確認は欠かさない方が良い。。
と、過去に学んだのでその経験をシェアします。
今日はアメリカ留学中に親知らずを抜いた時の最悪の体験談になりまして、医療保険に目と歯がカバーされていなかった時のお話です^^;
留学中に始まった歯の痛み
アメリカの大学に留学中、左下の奥歯が腫れている事に気付きました。
この頃は、あまり、歯医者に積極的に通う方ではなく、歯の治療も随分と長い間行っていない状態です。
歯茎が腫れてきたときもすぐには歯医者に行かず、テスト前という事もあったので、取りあえず近所の薬局で薬剤師さんに相談し、腫れのひく口内用の塗り薬をもらうことに。
しかし、腫れは引くどころかどんどんひどくなる一方、ついには左ほっぺがリスのように腫れる状態にまで。
腫れたほっぺを髪の毛で隠しながらテストを受け、とても恥ずかしい思いをした苦い経験を
脱し、ようやく歯医者さんに駆け込むことができました。
ここで、思わぬ落とし穴が発覚!
え?の保険に入ってない?
初診の申し込み後、待てど暮らせど自分の名前は呼ばれず、1時間程待ちやっと名前が呼ばれたと思えば、受付の方に「あなた、歯の保険が無いですね〜」と一言。
始めは言っている意味も分からず、きちんと分かりやすく説明してもらうと、なんと、日本から自分が加入して行った医療保険には目と歯の保証がカバーされていない事が発覚。
大学生の私にはアメリカの医療制度なぞ知る由もなく、自分に眼下と歯医者の保険だけはないなど知る術も無く、腫れたほっぺのまま歯医者の受付で呆然としました。
しかし迷う暇などありません。
この腫れたほっぺをどうにかしないと、という意識で取りあえずドクターに診てもらう事に。
そして悪夢はさらに続きます。
歯の痛みの原因は親知らず
診療の結果、親知らずが不格好に生えて来たため歯茎を傷つけ、そこが化膿して腫れている事が判明。
さらに上の奥の親知らずも虫歯です。
まだ英語もそこまで理解できてなく、流暢にも話せなかったので、向こうのドクターの言われるがままに親知らずを2本抜く事に。。
初診では12,000円の支払いをし、親知らずを抜くにあたって勝手にこの2~3倍くらいはかかるだろうと覚悟を決めました。
しかし、私の勝手な予想は大きくオーバーする事になります。
全身麻酔、請求書はなんと20万円
抜歯当日、書いている内容もよく分からない書類にサインをさせられ治療が始まります。
予想外の全身麻酔をされ、目が覚めた時にはすでに親知らず2本は抜かれてました。
もうろうとした意識の中で領収書を受け取り、その日はあまり覚えておらず友人に迎えに来てもらい帰宅。
翌朝、意識もはっきりとし、請求書に目を通すと金額は20万というとんでもない数字に。。
驚愕です。
泣きながら日本の両親に電話をし、ごめんなさいと謝った事を鮮明に覚えています。
処置は適切
アメリカのお世話になった歯医者さんは、腕も良く親切に診てくれたと思います。
今思い出しても診断に何も疑うべき箇所はありませんでした。
誰が診てもあれは、あの状態では抜くだろうと予想出来たでしょうし、その後色々な歯医者さんに聞いても全身麻酔をする事も不自然ではないと言われました。
おわりに:短期の海外でも保険は大事
攻めるべきは、細かい医療保険の内容を把握せずに、全くの無知のまま留学してしまった自分。
この苦い経験以来、短期間の旅行であろうと、目と歯もしっかりと保証される医療保険に加入した上で海外旅行をしています。
日本に帰国して残りの親知らずを抜いた時、保険内で安く抜く事ができて改めて保険の大切さを、しみじみと感じています。
海外に行く際は必ず歯科保険の有無、チェックすることをオススメします。