2013年後半くらいからアメリカを中心に一気に出荷が増えたchromebook。ここ数年日本でも購入する人が増えてきています。
ちなみにChromebookというのは、利用者がネットを快適に使うことが出来るように開発された新しいタイプのパソコンになります。
Chromium(クロミウム)と呼ばれるオープンソースのプロジェクトにより開発されたGoogle Chrome OSを搭載。
基本としてデータはクラウドに置いて、オンライン上で起動するアプリケーションを使用する仕様なのが特徴と言えます。
Chromebookで何ができるの?
クラウド上で制限があるとはいえ、Chromebookでは様々なことをすることが可能。対応するアプリを紹介していきます。
まずメールはGmail。Googleカレンダーを使用して予定のチェックと出欠連絡も行えます。
Google Keepによるメモやリストの作成、Google文書で文章を書いたり編集も可能。
他にもGoogleプレゼーションによりプレゼンテーションの作成、編集を行うことができ、Googleスプレッドシートで計算と編集作業、Microsoft Officeファイルの表示が可能なためビジネスで使用するにも適しています。
写真や動画も問題なし
それ以外にもカメラでの写真撮影、 YouTube、Amazonビデオ、Netflix、Huluといった動画鑑賞、Pixlr Editorでの画像編集も行えるのでプライベートでも楽しめます。
chromebookは基本的にブラウザーを使用する仕組みで、当然Chromeウェブストアも使うことが可能。ウェブの拡張機能をカスタマイズしてより便利に使えるのが魅力です。
デメリットを理解して使おう
が、残念ながら他のソフトのインストールはできません。これがWindowsPC、MacBookシリーズなどとの大きな違いと言えます。
つまり出来ること、出来ないことが明確なのでChromebookは割り切って使う必要があります。
Windowsアプリケーションは利用不可
そうなるとWindowsで使用していたソフトを出先で使えなくなってしまいます。
対策として自宅のPCがある場合はネット経由でChromebookを使い、Chromeリモートデスクトップにします。
遠隔操作可能なWindows PCにChrome、Chromeリモートデスクトップがインストールされていればこんな活用方法もあります。
また、Androidアプリが使えるため意外にも多くのデメリットをカバーでき、活用方法は非常に多いです。
Chromebookのメリット
chromebookはオンライン上で使用するので常に最新の状態で提供されます。
起動は約10秒と驚くほど早く、バッテリーも長時間使用でき、多くはコンパクトなモデルのため持ち運びも便利です。
Webブラウザーを使うので高性能なCPUは必要ではなく、簡単に説明するなら安くて軽いのが魅力的。
他にも処理の完了まで待たずに済み、手動で設定する必要はありません。そしてウイルス対策ソフトウェア不要なのは言うまでもなくメリットです。
おわりに
一般的なPCと等しく考えると失敗します。
使い方は限られるも、普段からネットサーフィンや執筆が中心の方には特に相性が良いです。そんな方にはむしろChromebookがおすすめ。
メイン機があってサブ機として使うのが効率が良く、細かい作業はメインで、簡単なものはクロームブックと使い分けることが可能。
立ち上げや終了の素早さは随一。
病みつきになる爆速を、1度体感してみてはいかがでしょうか。