お金の話

投資本はどれが良い?何から始めて良いか分からない時の「最初に読みたい本5選」

投資を始めたい時にまず読みたい本

・投資に興味あるけど右も左も分かりません。
・手を出してみたいけど難しそうで進まない。

こんな質問をしたい状態ならまずは知識や土台作りが大切。投資を簡単に始めてしまおうと言うのは正直甘いです。まずは世界観や基礎知識をつけるために、分かりやすい本を読むべきでしょう。

ここでは全く分からない人にまず読んでもらいたい「おすすめ本」を紹介しております。

はじめての人のための3000円投資生活

はじめての人のための3000円投資生活

投資の初心者でも簡単に始めることができる「積立型の投資信託」について書かれています。投資の知識がなくても、毎月少額から始めることができ、比較的安全性の高いバランス型やインデックスファンドへの投資について要領よく述べています。

おすすめのネット証券会社や具体的に積立を行うための設定方法などが記述されているため、初心者でも非常にわかりやすい内容です。おすすめの銘柄が記載されているため銘柄探しの必要もなく、この内容に沿った形で投資を簡単に始めることができます。

危険な投資法についても言及されており、投資で大損しないための知識が身につきます。投資では安全性を重視すること、あまり時間をかけないことなど、考え方の面でも非常に勉強になる本です。

株は技術だ!

株は技術だ!

相場師朗さんという元証券会社トレーダーの方が書いた本です。この本は、相場さんが30年以上に渡る株取引の経験に基づいて、株価チャートのみを参考に利益を上げていく売買方法を独自にまとめあげたものです。

「市況や企業のファンダメンタルズは見ない」というのがユニークな点で、それらは全て株価の動きに現れるという考えから、チャートの動き(移動平均線)だけで判断していきます。

その判断方法として下半身・逆下半身の法則や高校生タイム、パンパカパーンなど、オリジナリティ溢れるネーミングをいくつも挙げて、売り買い判断に役立つサインを解説してくれているので、初心者でも楽しく株を学ぶことができる非常にオススメの書籍です。

ウォール街のランダムウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダムウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理

投資を行っている人にとってはもはや定番中の定番で、出版から何十年経っても色褪せない名著です。読んだことの無い方は是非読んでみてください。少々分厚い本ですが非常に価値があり、投資についてよく知らない人や、妙な先入観を持っている人にとってもオススメです。

世の中にはたくさんの魅力的に見える投資手法で溢れていますが、その殆どは紛い物です。
私も投資に際して心がぐらついてきたなと思ったら、原点に立ち返る意味でもこの本を読み返しています。

この本にはそんなに美味しい話は載っていません。投資とはどういうものなのかということを、長い投資の歴史とデータに基づいて丁寧に述べられています。投資に関わる人、これから関わろうとしている人にとって必読です。

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

昨年の春、突然「投資を始めてみたい!」と思い立ちました。そう思ったはいいものの知識なんて何にもなかったので、分かりやすくまとめてある本はないかと探して購入したのが「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」でした。

お金のプロである山崎元さんが、図解と文章で非常に分かりやすく解説してくれています。私はこの本に書かれていることをそのままマネして、つみたてNISAと個人向け国債を始めました。正直、まだ始めて1年くらいなので良く分かっていないことだらけですが、投資を始める第一歩を後押ししてくれた大切な一冊です。

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

初心者でも取り組みやすいようにマンガ等を用いて投資についての説明をしています。内容についてはインデックス投資の内容が中心となっており、インデックス投資のメリットやデメリットについてもきちんと紹介されています。

机上の空論ではなく、実際の体験談についても触れられており、理論や説明だけでは納得が得られないといった方にもおすすめできるものだと思います。他の投資に係る本ではあまり説明が無い出口戦略について書かれていたり、最近の流行でもあるNISAやIDECOについても説明がなされているため、この一冊でインデックス投資の概要について学べるため初心者にお勧めの本だと思います。