お金の話

「彼女に見栄を張りたかった。」後戻りできない借金と返済の苦しみで鬱状態へ。

借金体験談

みなさんは今までの人生の中でお金に困り借金をしたことはありますか?

私は過去に経験があり、今となっては「あんなこともあったな」と振り返られる出来事になっていますが、当時はとても辛く毎日生きるのが精一杯の状態でした。

そんな経験をする方が1人でも少なく済むように、ここで紹介させていただきたいと思います。

私がお金を借りた理由

普通に日々の仕事をこなし、普通に生活をしていれば、お金を借りるなどなかなかないようにも思えますよね。

が、借りなければならない状況に陥ることは、いつなんどき、誰にでも振りかかる可能性があるものだとも思います。

私がお金を借りた理由は、見栄を張りたかったからです。

当時お付き合いをしていた女性がいて同棲をしていました。

同棲は1人暮らしよりもお金がかかることになり、誰が何にどのくらい払うのか、ここは重要で前もって決める必要があります。

しかし彼女は、家賃や公共料金の支払いで、使えるお金が減ることを毛嫌い。買いたいものを買えなくなったら困ると言うので、私は自分で買いたいものを我慢しながら全額負担することを選びました。

今思えばこの時点で同棲すべきではないですよね。

始めの頃はお金にとても余裕があり、足りない時だけ貯金を下ろすことで、少ない給料なりにもなんとかなっていました。

しかし時は過ぎ、同棲生活も2年を迎えようとしていた頃、通帳の残高を確認してみると残り僅かな状態です。

今までのような生活をしていくには困難だと感じとりました。

タイミング悪く気付いたのがクリスマスシーズンで、沢山お金がかかる時。もしお金が足りなくなったら、、、と不安の毎日が続きます。

そこで私は誰にも相談することなく、クレジットカード会社からお金を借りる道を選びました。

情けない男だと思われないために、再び見栄をはったわけです。

借金で失ったもの

生活費が足りなくなり、カード会社から借金をしてから約1年が経った頃、借金が約50万円溜まってしまったことに衝撃を受けました。

もちろん自己責任ですが、何故ここまでして同棲の全額を負担していかなければならないのかと、自分を責めたりもしました。

私はお金を借りてしまった自分を情けなく感じることが次第に増えていき、最終的には鬱病のような状態になってしまったのです。

どうしたらこの現状から抜け出せるようになるのか自分なりに考えてみると、策はあったのですが、それは無理に等しいものでした。

しかし今後の生活を考える上ではどうしても避けられない点であったため、彼女に少しだけでも家賃を払って欲しいとお願いをしてみました。

すると彼女は、「今まで払ってこれたのに今更私も払わなきゃいけないなんてあり得ない」と言い放ち、私に対して信頼が薄れたと言い出す始末。

借金を返済させた方法

自分に自信をなくしてしまい、彼女からも信頼を失ってしまった私。もう何も思い残すことはないと、いっそのことこの世から消えてしまえばいいのにと考えたこともありました。

しかし、今現在借金をしてしまっているというのは紛れもない事実です。

なんとしてでも返済していかないことには自分が腐っていくと感じ、どうにかして借金地獄から抜け出したいと思うようになりました。

そして私が実際にとった借金を返済していく方法は、必要最低限の物事にしかお金は使わず節約をして、返済するお金意外にも余裕を作るという方法です。

彼女を説得してなんとか外出や買い物の頻度を減らしてもらい、少しずつなのですが借金を減らしながらも貯金が出来るほどに落ち着いてきたのです。

おわりに

見栄を張りたかった気持ちだけで、自分自身を苦しめることに繋がってしまいました。

このように、借金でさまざまな出来事を引き起こします。ですが確実に困るのは自分自身です。

収入が上がるわけでもないのにワンランク上の生活をするのはとても危険。収入に見合った生活をすることはもちろん、ときに相談も大切だと学びました。