まずは、タブレットでイラストを描くことが難しいのでは?と思っている方!単刀直入に言いますが、難しくはありません!!
というのも、タブレットでのイラスト作成は紙に書いている感覚ととても近いためです。タブレットの種類や、タブレットでのイラスト作成のメリット、デメリットについて説明していきます。
タブレットの種類
現在「液晶タブレット」として主に使用されているのものは、
・液晶ペンタブレット
・ipad類
・iPhoneなどの携帯端末(別枠)
主にはこの3種類が主流ではないでしょうか。私の周りの「液晶タブレット」を使用している方もほとんどこの3種類に分類されます。
それぞれの液晶タブレットの特徴
液晶ペンタブレット
ワコム、GAOMON、UGEE 、Parblo等、液晶ペンタブレットを販売している会社は多くあります。全ての液晶ペンタブレットに共通している事で「PC」と一緒に使用する物。
「置き型タイプ」という事が言えます。液晶の大きさも多種類位あり、液晶画面とPC画面でイラストを確認しながら描き進めていくことが特徴です。
iPad類
私の周りではこのiPadを使用している方が最も多いです。特徴としては「コンパクト」「持ち運びが可能」という事が大きな特徴として言えます。
クリップスタジオなど、イラストや原稿を作成する上での要領の大きいソフトでも使用可能。
iPhoneなどの携帯端末
iPhoneなどの携帯端末で描いている方も数多くいらっしゃいますがこちらもiPad同様「コンパクト」「持ち運びが可能」というのが特徴です。
要領が限られているため、アイビスなど携帯対応のイラストアプリを使用する必要がありあます。
メリット・デメリット
液晶ペンタブレットのメリット
PCと一緒に使用するため、液晶タブレットと、PC画面両者で画像確認が可能。また、単純にディスプレイが2台になるという事なので、PC画面に資料を写しながらイラストの作成が可能。
書き味はメーカーにもよりますが紙に書いている感覚とほとんど変わることがなく、遅延も少ないでしょう。
もともとアナログからデジタルへ移行する方でも違和感なく使用することが可能だと言えます。手先で描く方より、腕を動かして絵を描くタイプの方にはお勧めです。
液晶ペンタブレットのデメリット
液晶タブレットの一番のデメリットというのは「持ち運びができない」という事です。PCありきのタブレットになりますので単体で使用できないものがあります。
中には液晶タブレットのみでも使用できるものが最近は発売されつつあります。また、どうして大きさに比例して「値段が高くなる」という事もあります。
もちろん液晶が大きくなる、質が良いものは値段が張ってきます。安い液晶タブレットだと遅延が発生するなどの口コミも見たことがあります。
iPad類のメリット
やはり一番のメリットは「持ち運びができる!」という事です。つまり、打ち合わせをするために外に原稿やイラストをもって行け、その場で修正を行うことが可能であったり、パソコンの前に座らずに色々なところで使用ができます。
iPadで描かれる方は皆さんiPadpencilを使用することを推奨しています。書き味もほとんど遅延なく、思った場所に線画描けるという感想を多く目にします。出先でお友達とイラストを描くのを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
iPad類のデメリット
1つ言え言えるのがコンパクトであるため、画面の大きさに限度があるという事です。iPadは規定サイズがありますので一番大きな液晶を選んだとしてもその大きさは限られてきます。
液晶タブレットであればiPad以上の大きさの液晶も売られています。費用もiPadの機能が良いものほど値段は高くなります。
iPhoneなどの携帯端末のメリット
こちらもiPhone同様、持ち運びが可能という事が一番のメリットですね。液晶タブレットもiPadも値が張って手が出せない…という方も多くいらっしゃいますが、携帯端末であればどなたでも使用可能ですね。
またイラストアプリも現代はPCソフトに負けず劣らず機能満載ですし、なんといっても無料でダウンロードが可能です。指で直接描く方もいらっしゃいますが、専用のペンも売られているので描き心地もある程度維持できると言えるでしょう。
iPhoneなどの携帯端末のデメリット
1番のデメリットは液晶が小さいという事ですね。全体のバランスを見るために画面を拡大拡小を頻回に行わなくてはならない。また専用のペンを使用したとしても、液晶タブレットや、iPadに比較すれば遅延が発生しますし、思ったところに線が引けないという方の口コミも良く聞きます。
また使用できるアプリもPC専用のソフトと比較すればできる事に限りがあったり、やや劣ってしまう所もありますね。