K-POP第3ブームと言われる昨今。
国同士の色々な問題がありながら韓国芸能界、特にK-POPの人気は根強い。主婦層から学生まで女性を中心にブームは続いている。
いまや小学生の間でもTWICEやBTSは大人気だという。ダンスのインパクト、きらびやかな衣装、ノリのいい音楽に日本語版の発売も早いから子供たちがハマるのも無理はないと思う。
K-POP人気は偶然ではない。そこにある戦略とは。
さて、いまのK-POP人気を決定づけたBTSやTWICEも少し前まではまだ日本で名も知られない新人だったわけだ。
とはいえ韓国アイドルは練習生の期間が長いので、デビューするとなった時点でもう相当な実力を兼ね備えていることが多い。
それは歌、ダンスだけでなくトーク力、語学力、体型管理、表情管理に至るまで徹底的に鍛えられてくるわけだ。
それにK-POPは最初から海外進出を視野に入れた戦略が練られてのグループ構成がされている。
その為多国籍メンバー制を取り入れるグループも少なくない。中国、タイ、アメリカ、K-POPグループに所属する日本人も調べると実はけっこういるのだ。
どこの国に公演に行っても母国語を話せるメンバーがいることは魅力的に映るし、グループ全体の強みにもなる。
外見より際立つボディライン
外見もまたしかりだ。韓国といえば整形問題がつきまとうが、実のところ顔よりも重視されているのはスタイルだ。
中でも男性性と女性性は非常に重視され、男性アイドルたちは筋肉を鍛え上げ、女性アイドルたちはセクシーなSラインを目指して体を作り込む。その努力の結果が世界基準の美しいボディラインとなって現れる。
また、アイドルたちはどちらも異性のファンをターゲットにして作り込まれているので、我々日本人にとっては過剰とも思えるくらいのセクシーアピールを10代そこそこのアイドルたちが難なくこなすのだ。
しかしこれが情熱的な南米や欧米ファンの心をも鷲掴みにするK-POPの魅力のひとつだろう。セクシーの表現力がとにかく規格外なのだ。
次なる人気グループはNCT127?
さて、ここまでK-POPの魅力を語ってきたが、BTSやTWICEに続く人気グループは今後も現れるのか?実はもうすでに次なるモンスターグループがすぐそこまでやってきている。
彼らは東方神起や少女時代を排出しているSMTOWNから今年日本デビューも果たした多国籍グループ『NCT127』だ。
SMTOWNといえば一二を争う韓国最大の芸能事務所。そこからデビューした彼らはいわば精鋭中の精鋭。まさしくK-POPの精鋭部隊と呼ぶに相応しい。
こちらのグループにはSMTOWN史上初となる日本人メンバー、中本悠太も所属する。東方神起に憧れSMTOWNのワールドオーディションに受かった彼は17歳で単身渡韓。
その後4年間の厳しい練習生時代乗り越え、唯一の日本人メンバーとしてデビューを果たした。
日本ではまだ露出は少ない彼らだか、もう世界は彼らの魅力に注目し始めている。
おわりに
ちょうど先日、新曲「Simon Says」はビルボードの「ワールドデジタルソングセールスチャート」で歴代K-POPボーイズグループとしては最短期間で1位を記録したとした。
日本人メンバーを含む彼らが日本でも爆発的人気を発揮する日はそう遠くないと思う。