人間関係を円滑に進めるのは、簡単そうに見えて実は結構難しいものです。
誰とでも良い関係を築くことができる人もいれば、みんなから嫌われやすい人もいて、人付き合いが上手い人下手な人いろいろいます。
けれど、ちょっとした工夫をプラスすることで相手の気持ちを良くして、良い関係を築くことができるのです。
相手によって、どんなことを工夫すれば効果的なのかをこれから紹介していきます。
年配の人にはとにかく話を聞いてあげる
自分より年上の人、特に年配の人は、長く生きている分、日頃表面には出さなくても、自分の話をたくさん聞いてほしい人が多いものです。
こちらから、相手が話をできるような雰囲気を作ってあげるど、どんどん話し始めます。
こちらは口を挟む必要はなく、「へ〜そんなんですねぇ」など相槌をうってあげるだけでも、相手はとても満足し、すっきりするのです。
年配の人に対しては、とにかく「聞き上手」になってあげることがポイントです。
男性に対しては、ほめて、プライドをたてる
男性というのは、誰でも内心、女性にほめられたり、「すごーい!」と尊敬してほしいものです。
そのため、ちょっとオーバーなくらいに、少しでも良いところを大袈裟にほめてあげたり、何かをしてもらったら「すごく助かった」「頼りになる」と感謝と尊敬の気持ちを伝えることが大事です。
ほめられると誰でもうれしいものではありますが、男性は特に喜びます。
また、その男性が得意としていることがあったら、本当はある程度知っていても、あまり知らないふりをして、教えてもらう姿勢を見せると良いでしょう。
女性は、共感を求める
一方、男性とちょっと違って、女性はほめられるよりも、共感してほしい生き物です。
恋愛の話や、好きなブランドの話など「わかる、私もそうだよ」「そこの服かわいいよね。私も持ってる」など、自分の気持ちや関心のあるものに共感してもらうことにより、心を開くようになるものです。
髪型やメイクなど「かわいいね」と単にほめられるより、「私もそういうの好きだよ」と言ってもらう方がうれしい、というのが女性ならではの傾向といえます。
子供は、同じ目線に立ってもらうとうれしいもの
子供というのは、自分より年上の大人な人が、自分と同じ目線になってくれると、認められた気がして、とてもうれしいようです。
子供がしている遊びなどに、こちらが興味を示し「それ楽しそう。一緒にやろう」と同じ目線で共有してあげると、大人しかったような子でも、途端に心を開いてくれることが多いです。
私は大人、あなたは子供、と年上ぶって威厳を持って接することも、時には効果的な場面もありますが、子供に心を開いてもらい、気持ちなどを聞き出すには、同じ目線に立ってあげることが効果的です。
知らず知らずのうちに、子供を子供扱いしてしまいますが、子供を「1人の人間」として扱ってあげることは、とても大切なことです。
このように、相手の心を満たすことで、心を開いてもらうことはでき、それがスムーズな人間関係につながっていくと思います。