体験談

【体験談】悲しい中でも進める親の死亡後の手続き。

親の死亡後の手続き

先日母親が亡くなりました。
葬儀も初めてで大変疲れました。

そのあとは事務手続きが待っています。ウチの場合は父親が健在なので不動産の処分、相続税や電気・水道の停止などがなく、まだ楽だったのですが、それでも年金の停止、保険金請求、見舞金の請求、携帯の解約など面倒なことが沢山です。

諸手続きの準備は親が亡くなった段階で始まります。もちろん葬儀の準備がメインになりますが、それ以外にもやることがあります。

真っ先に必要と感じたもの

年金手帳、健康保険証などを見つけておくことです。そんなの後で良いと思うかもしれませんが、親が亡くなった時は動揺したりバタバタするので、ウチの場合は全部行方不明になってしまいました。

多分老人ホームで亡くなったので、引き上げるときに捨ててしまったのだと思います。病院で亡くなった時も注意です。

葬儀段階の準備

次は葬儀の段階での準備です。準備としては会葬礼状を何枚か保管しておく必要があります。何に使うかというと市役所からの見舞金、会社からの見舞金を申請するときのエビデンスになります。

私はこれを怠っていたので、葬儀費用の支払い後の領収書をエビデンスにしましたが、領収書をもらうまで手続きに時間がかかってしまいました。

年金、保険、携帯電話

あとは年金、保険、携帯電話などの停止・解約の手続きです。親が二人ともなくなって、住んでいた家が残ってしまう場合は、電気・水道などの停止手続きがあるのでもっと大変かと思いますが、私は未経験なので割愛させていただきます。

今回の場合、いちばん簡単な手続きだったのは携帯電話の停止です。死亡届と携帯電話本体を持っていけばすぐに解約できます。ただ、来店の予約がなかなか取れないので日程調整が意外に大変でした。

他は全部面倒です。まずは生命保険の保険金請求ですが、例えばかんぽでは死亡が分かる住民票または戸籍謄本、それ以外に死亡届を用意しなければなりません。

他にも持っていくものとして、受取人の免許証などの証明書や、受取の通帳・印鑑などです。ゆうちょ銀行に行ったり市役所に行ったりと、とても面倒です。

年金

次は年金の停止です。今回の場合はこれが1番面倒でした。市役所で住民票をとり、戸籍謄本をとるために戸籍地に郵送で請求して、それが揃ったら保険事務所に行って手続きしなければなりません。

保険事務所は予約制なのですが、予約するための電話が混んでいて通じないし、予約は2週間以上先まで空いていないし、で時間もかかります。いっそ、そのまま年金をもらっておきたくなります。

他に必要なのは手続者の免許等の証明書、(いくらかお金が還付されるらしいです)通帳などです。

社会保険

最後は社会保険の停止です。健康保険では見舞金が出るので会葬礼状などが必要です。介護保険は市役所ですぐに手続きが終わったので、よく覚えていませんが、たしか住民票と還付金を振り込む通帳などで済んだと思います。

親の死の後の手続きは悲しい中での面倒なものです。でもいつかはやらなければなりません。時間が経って精算するのはもっと面倒なので早めに終わらせましょう。