体験談

私が感じたサーフィンの魅力3つ

私が感じたサーフィンの魅力

東京オリンピックの新種目として注目されているサーフィンですが、私は数年前にサーフィンを始めてからすっかり虜になってしまいました。

感動のスポーツと言われるサーフィンは他では味わえない特殊な魅力があります。そこでこれから私が感じたサーフィンの面白さを紹介したいと思います。

1.自然を感じる

海の上で浮かんでいると普段の町の生活とはまったく違う気持ちになります。波の音以外はほとんど何も聞こえません。大自然を目の前にして波のダイナミックな動きを感じていると、自然の偉大さに気づきます。海が荒れていたり、波が大きいときはやはり怖いと思うときもありますが、その海の大きなエネルギーは私があれこれと考えることのちっぽけさを思い知らせているようです。

また、波が順番に白い泡となって崩れていく姿はとても美しくて感動します。そのときの音も大音量ではじめのうちはびっくりしたり怖かったけど、慣れてくるとまるで音楽のように素晴らしい響きだと思えるようになりました。

そしてサーフィンの一番の狙い目の時間は朝なのですが、これは朝は海の上の風が比較的弱くて海面が整っていることが多いためで、多くのサーファーが朝の時間帯に海に入ります。そんなときは水平線から昇る日の出が見られて、刻々と色を変えていく空の色が素晴らしい眺めとなります。

2.波を読む面白さ

波波に乗るには、そしてその波が立っている沖まで出て行くには、波をよく見てうまく進んでいかなければなりません。波が大きいときは沖まで出るだけでも一苦労です。手前の方の波になるべく押し戻されないように、海面が静かで出やすそうなところを探したり、タイミングを見計らって進んでいくのですが、それもまたこのスポーツの面白いところです。

そして好みの波は人それぞれ違い、自分が乗りたい波を見つけます。地形によって波の形は変わるのでどの場所を選ぶかも重要ですし、同じビーチでも毎日、毎時間、毎回波は変わります。似たようなタイプの波というのはありますが、同じ波は二度と来ないというのもサーフィンの醍醐味です。そしてそうやって集中していると心が落ち着いてきます。

3.波とダンス

私はサーフィンというのは波とダンスするようなものだと思います。波とタイミングが合わせられたときの感動は素晴らしいです。波の下をくぐるときも、波の上を滑っていくときも、ちょっとのタイミングのズレが失敗に繋がります。

ですので、そのぶん成功したときはものすごい喜びを感じます。そして自然のもの、そのエネルギーとタイミングが合うというのは格別の気持ち良さがあります。波のスピードに自分が合わせられたとき、自然と繋がることができたような気がして、感謝したいような気持ちが沸き起こってきます。

サーフィン体験談私はまだまだうまくできないことの方が多いけれど、でもだからこそうまくいったときの感動が大きいです。しかし、それはどんなに上手な人でも同じかもしれません。だからこそみんな辞められないのだと思います。一度サーフィンの魅力にハマってしまうと、もう抜け出せません。

このように、サーフィンは独特な魅力を持ったスポーツです。スポーツと考えなくても、遊びとして楽しむこともできます。白い砂浜と青い空、そして水平線まで広がる海に囲まれて、ときどき現れるカモメや、海から飛び跳ねる魚以外には何もない世界で、緊張とリラックスが味わえます。

筋力がないとできないわけではなく、コツさえ掴めば誰でも楽しめるものなので、やったことのない人にはぜひおススメしたいです。サーフショップではウエアやボードなどのレンタルつきで体験スクールを開催しているところが多いので、いきなり道具を揃えなくてもちょっとやってみることができます。もし興味を持ったらチャレンジしてみてください。