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飼い猫を危険な場所や入れたくない場所に近づけないようにする方法

飼い猫が 危険な場所に 行かない様にする方法

家の中にも猫には危険がいっぱい

猫ちゃんをペットとして買っている人は、家の中の危険な場所に猫を入れない方法に苦労しているのではないでしょうか。

台所のコンロの上、食べてはいけない人間の食べ物の置き場所、お湯が張ったままの湯船などなど、家の中といえども猫ちゃんにとって危険な場所はたくさんあります。

もちろん、飼い主さんが物理的に立ち入れないように気を付けるのは必須ですが、限界があります。

好奇心が強い猫ちゃんにとっては、家の中ならどこでも行ってみたいと思うのは当然です。

そして、わんちゃんと違い猫ちゃんは飼い主さんがしつけたからといって、いたずらを止めたり立ち入り禁止を守ってくれることはあまりありません。

むしろ、ここに侵入すれば飼い主さんが走ってきて構ってくれるなんて考えて、いたずらを助長してしまうことすらあります。

そんな猫ちゃんを危険な場所に立ち入らせないようにするためには、飼い主さんからダメというよりも、猫ちゃん自信がそこを好きじゃなくするように仕向けるのが賢い方法です。

猫ちゃんは好奇心旺盛と同時に、学習能力が高いのでその場所を嫌いになればわざわざ入っていかなくなるものです。

猫の嫌いなことをそこでする

猫が嫌がることをする猫ちゃんのお手入れとして爪切り、シャンプーなどは健康維持のためにも重要ですが、大概の猫ちゃんはそれが嫌いです。

嫌いと言ってもそれらのお手入れはしなければいけません。

それならばわざと、それらを洗面所やお風呂場でするのです。

シャンプーは当然ながら水のあるお風呂場でしかできませんし、シャンプー後のドライヤーは抜け毛が飛び散るので洗面所で済ませたほうが後で掃除するのも楽です。

爪切りも飛んだ爪を集めやすいというメリットがあります。

そうすることによって、猫ちゃんは「あの場所に連れていかれると爪切りやシャンプーされる。自分からは近づかないようにしよう。」と学習して、関係ない時にもわざわざ危険な場所に立ち入らないようになります。

普段の生活の安心感を増すメリットも

猫がリラックス猫ちゃんの嫌いな爪切りやシャンプー、ドライヤーを立ち入り禁止にしたい場所でするメリットは実は他にもあります。

いつも洗面所で爪切りさせるなら、逆に言えば猫ちゃんが普段過ごしているリビングやキャットタワー、猫ベッド、飼い主さんと同じ布団では爪切りされる心配のない安全地帯ということになります。

洗面所に連れて行かれない限りは安全だと思うことができれば、日常生活では猫ちゃんはもっとリラックスすることができます。

普通にくつろいでいていつ捕まえられてその場で爪切りされるかわからない状態だと、抱っこを拒否する猫ちゃんも、洗面所に連れていかれないとわかればリラックスしてくれるようになります。

猫ちゃんが自分で覚えた経験は大人になってもずっと続く

このように猫ちゃん自身に危険な場所を覚えさせる方法は、子猫時代に教えるのが一番有効です。

もちろん大人になってから、引っ越しをした直後などでも、猫ちゃんは記憶力がいいので一度経験したことは忘れません。

基本的に猫ちゃんは居心地がいい場所、居心地がいい行動を繰り返すのが好きで、嫌いなものには近寄らないという性質があるので、それを利用してあげることで飼い主さん自身が嫌われることなく猫ちゃんの安全も守ることができるのでおすすめの方法ですよ。